DNAとは?

A(アデニン)T(チミン)C(シトシン)G(グアニン)

という4種類の塩基が一列に並んだ構造をしています。この塩基の並び方が生物の構成をしている遺伝子の内容を決めています。

人間はこの塩基の並び方の99・9%が同じでこの0・1%の違いで体質や体の違いとなっているのです。

この遺伝子の中に肥満や糖尿病などの生活習慣病の発症のリスクを左右する体質遺伝子が存在します。

β3ARー糖代謝に関わる遺伝子

遺伝子に変異があると糖質を筋肉に取り込むインスリンの働きが弱くなり、余った糖質は内臓脂肪として貯蓄されやすくウエスト周りから太りやすくなります。また、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、脂肪肝などの病気の発症率が高い傾向にあります。また基礎代謝が1日あたり200㌍ほど低い傾向があるのでエネルギーは消費しにくい状態にあるといえます。空腹になるとイライラしやすくなり食べ物の誘惑に負けやすいのも特徴の1つです。

 

UCP1ー脂肪代謝に関わる遺伝子

遺伝子に変異があると体温が低下した際に皮下脂肪を燃焼する効率が悪くなり、脂質を摂取し過ぎると太りやすいと言えます。日本人の56・8%がUCP1

に変異があり女性の場合食事を抜いたりすると体温が下がり下半身に皮下脂肪として貯蓄されやすくなりヒップや太ももから太りやすい傾向にあります。

特に20代後半から体温が下がりやすくなるため注意が必要です。

また、子宮関係の病気が発生しやすいのも傾向の1つとしてあげられます。

 

β2ARータンパク代謝に関わる遺伝子

アドレナリンというホルモンの受容体によって生じる脂肪分解、燃焼に関与している遺伝子です。

遺伝子に変異があると、特にタンパク質を早くエネルギーとして消費してしまうので血や筋肉などの材料であるタンパク質が不足しがちになります。

そのため筋肉がつきにくい傾向にあります。

本来は太りにくい体質ですが30代以降基礎代謝が下がって来て内臓脂肪に脂肪がつきやすくなります。1度太ってしまうとなかなか痩せない傾向にあるといえます。

 

変異というのはDNAを構成する塩基の配列の入れ違いを意味していて両親から受け継いだ2つの遺伝子のうち

両方に変異がないものーワイルド型

片方に変異があるものーヘテロ型

両方に変異があるものーホモ型

と呼んでいます。

 

DNAは1度調べると一生変わらない体の設計図です。